ふたたびレバーのはなし。

以前、Pazzo Racingのレバーに交換した(過去記事)。
このレバーはとても剛性感あり、さらにかなり手前まで位置を調整できるので短い指でもレバーに届きやすくなっていた。

Pazzoのレバーは純正よりも長さも短いのだが、どうしてもフルにクラッチを握るときに薬指をグリップとレバーの間に挟んでしまい、痛い思いをしていた。特に砂利道でアドレナリンが出ているとき、強く握ってしまうので、数日間薬指が痛くなる。

この対策のために、純正レバーを活かしてつくってみた。

まずは、レバーを思い切ってカット。

次に切った部分を近所で溶接してもらう。
最初、バーナーをあてて曲がるかやってみてもらったら、一瞬で溶けてモゲ落ちた(笑)

最初は45度位でつけてもらった。結論、握りきったときにまだ指に当たる。

なので、再チャレンジ。再びカットして今度は90度の角度で取り付けてもらう。

ツーリングで使ったところ、かなりいい!
端の引っかかりのおかげで、クラッチレバーを握る力も前より少なくて済み、操作しやすい。
でも、クラッチレバーから指を離したいときに先っちょの丸が、指先(爪側)に引っかかるので、これをとっぱらう。

グラインダーとかオシャレなものは持っていないので、ひたすら20年前のヤスリで削る、削る、ひたすら削る。

面倒くさがり屋なので600番の耐水ペーパーで、濡らさないでスムーズにしておわり。

今度こそ完成。

指も挟まないし、握りやすくなって、リリースもしやすいし、端の曲げのおかげで力を入れやすく、指一本でもクラッチが切れたり、操作しやすくなった。

これはすばらしい。